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2020年3月5日のブックマーク (2件)

  • 私が選んだデイリーポータルZベスト盤:岸政彦さん

    これまで2万に迫る数の記事を公開してきたデイリーポータルZ。読者はどの記事が好きで、どんな読み方をしているのだろうか? 読者を訪ね「デイリーポータルZの好きな記事」を教えてもらう月イチ連載。第一回目の長嶋有さんに続き、贅沢な読者ゲストが登場します。 ここの文とインタビューまとめ:榎並紀行(やじろべえ) 写真:森カズシゲ 普通の人の生活史が、じつは面白い 今回の読者は社会学者の岸政彦さんだ。 岸政彦さん 社会学者として人に話を聞き、様々な生活史をまとめている。その活動の傍ら小説を執筆し、著書『断片的なものの社会学』は紀伊国屋じんぶん大賞2016を受賞。『ビニール傘』は芥川賞候補に挙がった。 デイリーの好きな記事も、自身の研究テーマに通じるものが多かった。 岸:最初に読んだのは「ふつうの人にインタビュー」という、林さんの記事だったと思います。2004年ですね。これ、びっくりしました。ウェブメ

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  • 酒やドラッグより勉強!〈シラフ〉になりゆく英国のZ世代

    1980年代のロンドン南西部で育った筆者にとって、飲酒や薬物乱用は特別なことじゃなかった。私自身、14歳の頃には酒を覚えていた。なぜそう断言できるかというと、その年齢でラガーを飲みすぎ路上事故を起こし、犯罪歴がついたからだ。中学校ではみんなでセーターの袖に染み込ませたティペックス(修正液)を嗅ぎ、昼の時間にはEmbassy and Rothmans(タバコ)を吸い、校外のレクリエーションではよくわからないスプレー缶を吸っていた。大学ではキマった状態で耐久チェスに興じ、森でLSDやマジックマッシュルームをやりまくり、パンクライブでひたすら酒を飲みまくった。 今の十代はそれをどう思うのだろうか? Z世代は、1980年代、90年代、ゼロ年代のキッズたちと比べて〈ハイ〉なのか? 英国の若者は、べろべろに酔っ払う放蕩世代なのか、それとも清教徒的な生活を是とする世代なのか? メディアの主張をみている

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