フジテレビは28日、遠藤龍之介社長による5月の定例社長会見が中止になったことを受け、ラジオ・テレビ記者会からの質問に書面で回答。同局の女性アナウンサー数人にステルスマーケティングの疑いが報じられていたことについて回答した。 【写真】フジテレビ女子アナ17人が写ったカレンダーの表紙 この件は、4月発売の「週刊文春」が、同局のアナウンサー数人が同じ美容院で無料のサービスを受けた代わりに、SNSでの宣伝に協力していたなどと報じたもの。同局は「外部の弁護士も入れた詳細なヒアリング調査を実施した結果、社員就業規則に抵触する行為が認められました」と説明。「『対価性があるのではと疑われるような行為』については、放送人としての自覚が問われる行動であり、関係者に対し厳正に対応しました」と説明した。 そのうえで「指導が行き届いていなかったことなどに対して、社としての責任を痛感しております」とコメント。「今後も