NTTドコモ初のワンセグケータイ「P901iTV」から約1年を経て、パナソニック モバイルコミュニケーションズがリリースしたのが「P903iTV」だ。同社にとって、2代目となるワンセグケータイは「高画質」「高感度」「長時間」という3つのポイントがあるという。 商品企画を担当した井端勇介氏とプロジェクトマネージャーの山口徹也氏に話を聞いた。 ■ テレビと携帯の画質の違い プロジェクトマネージャーの山口氏(左)と、商品企画担当の井端氏(右) ――P903iTVの形状は、先代モデルである「P901iTV」と同じ回転2軸ヒンジですね。 井端氏 いくつか候補はありましたが、基本的に継承する方向で考えていました。というのも、片手で持ちながら横画面で楽しめるというスタイルが必要、と思っていましたから。特に「テレビを楽しむ」という行為は、ダイレクトにチャンネルを切り替えられるようにする必要があります。P9