【ジュネーブ時事】世界保健機関(WHO)の年次総会は20日、公衆衛生上の課題を討議する委員会で、過度な飲酒による健康被害などを防ぐための規制措置を盛り込んだ指針を正式に承認した。指針は、飲み放題・安売りの制限など、規制措置を講じることも促している。 今回の指針は、法的な拘束力を持つ条約と異なり、すべての規制措置を実施することを強制されない。ただ、WHO総会の場で、国際的に承認されたことから、各国でアルコールに関連した規制の動きが広がりそうだ。 【関連ニュース】 ・ 携帯と脳腫瘍、因果関係見つからず=WHO ・ 検体共有で議論継続=新型インフル-WHO部会 ・ 警戒水準の定義で議論継続=新型インフル対策見直し-WHO検証委 ・ 新型インフル対策の見直し開始=来月に中間報告-WHO検証委 ・ ウガンダ天然痘疑い例は別の病気=WHO