住宅性能のなかでも関心が高まっているのが「断熱性能」 世の中でカーボンニュートラルが求められ、住宅の断熱性能などの基準を高める動きが加速している。もちろん、こうした政府の取組や世の中の動きがある一方で、 “住宅”は個人の所有物なので、最後は住む人が、住宅をどうしたいかがカギになってくる。 SUUMOリサーチセンターによると、いま、住宅に住む人たちの断熱性能への関心が高まっているという。その理由は、主に3つ。 断熱性能が注目される理由(1) 断熱性が低いと冷暖房効率が悪い ⇔ 断熱性が高いと冷暖房の効きが良い 住宅は壁や床・天井で囲まれ、壁には多くの窓がある。断熱材で壁や床・天井をしっかり覆い、窓の断熱性能を高めることで、外気の暑さ寒さに対して、熱の出入りが少なくなる。つまり、断熱性能が高いほどエアコンなどの冷暖房効率が良くなり、室内の温度を保ちやすくなるのだ。 エアコンの使用で何より気にな
