11年前に書いたレジュメ(にしては明晰ではないように思うが面倒なので手直ししない)を持ってたので、Kindle化に合わせて公開。多くの人は座談会を読んでも話のつながりが把握できなくなってしまうのではないかと思って作ったような記憶がある。レジュメというよりは「縮約形」か。 レジュメ 岡崎乾二郎・浅田彰・松浦寿夫・田中純・丸山洋志「セミナー モダニズムの再検討」 (『批評空間臨時増刊号 モダニズムのハード・コア:現代美術批評の地平』太田出版、1995) ●Session I: Presentation 1994.4.29 (pp.304-317) グリンバーグ、ミニマリズム、フリード=ロウ、透明性の遅延や作品を成立させる主体の事後的生成における差延 グリンバーグの基本的枠組。単一性unity/視覚性opticality/実在性realityが目指される。図と地の対立、あるいは対立させる形態が超
■Spivak, Gayatri Chakravorty 1988 Can the Subaltern Speak?, C. Nelson & L. Grossberg eds., Marxism and the Interpretation of Culture, University of Illinois Press. pp. 271-313. =19981210 上村 忠男 訳 『サバルタンは語ることができるか』,みすず書房,147p. ISBN-10: 4622050315 ISBN-13: 978-4622050315 2300+ [amazon]/[kinokuniya] ※ n08 ■内容 amazonより 「BOOK」データベースより フェミニズムとポストコロニアルの問題圏の交差点に定位しつつ、サバルタンの女性と知識人のあり方をめぐって展開される目眩く筆致。従属的地位に
承前*1 渡辺克典「吃音・アナーキズム・国家−−大杉栄における「社会」をめぐって−−」(日本現象学・社会科学会レジュメ) http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061202/1165082990で書いたように、ライヴでは聴けなかったが、レジュメを軽く読んでみる。 報告の主旨を乱暴に要約してみると、大杉の「吃音」ということを通して、「大杉は「社会科学」という言葉を用いて何をしようとしていたのか」(p.1)、もっと端的に言うと大杉栄にとっての「社会」とは何かということを探ろうとする試みということだろうか。面白いし、啓発もされたのだが、他方でどうもしっくりこないところもある。 大杉栄の「吃音」の思想的意味について正面から取り組んだ論者として、梅森直之がいる。しかし、梅森の提示する思想的意味というのは、大逆事件のサヴァイヴァー(「縊り残された者」)としてのネガティヴな効
§ 「モダニズムの絵画」("Modernist Painting") 講読 0 原稿の入手先 Homepage 1 Homepage 2 pdf 1 1 背景 1-1) グリーンバーグとは? クレメント・グリーンバーグ(Clement Greenberg; 1909年1月16日-1994年5月7日)は、アメリカの美術評論家である。 彼の存在は、『アヴァンギャルドとキッチュ(Avant Garde and Kitsch), 1939』で知られるようになる。モダニズムに関する重要な論考を残している。というよりも、芸術世界でのモダニズム運動の中心人物の一人だったといえる。 ここでは、グリーンバーグの考えていたモダニズムの具体像を読み取ってみたい。 2 グリーンバーグ説の論証カード 2-1) モダニズムの絵画における意義 2-2) キッチュの優位性の理由 3 原文要約 『モダニズムの起源』 以下は
2008年度前期・後期 映像基礎演習 1年生 講義スケジュール(予定) 第1回 オリエンテーション 第2回 映画前史の映像表現 第3回 映画創生史1 第4回 映画創生史2 第5回 映像作品の形式分析1 第6回 映像作品の形式分析2 第7回 映像作品の内容分析1 第8回 映像作品の内容分析2 第9回 CG(Computer Graphics)について 第10回 CG(Computer Graphics)の歴史 第11回 CGソフトウェア紹介と作品鑑賞 第12回 作品鑑賞 第13回 (予備日) 第14回 合評週間 たくさんの映像作品を見てください。古いもの、新しいもの。様々なジャンル。 【補足1】前期の「映像基礎演習α」と後期の「映像基礎演習β」の内容は同じものです。 【補足2】映像作品の形式分析(絵コンテ)の提出内容の詳細は第5回 映像作品の形式分析1に、内容分析レポートの提出内容詳細は第7
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