薔薇十字社の書物 薔薇十字社には、澁澤龍彦らの著作・訳書を中心に数々の好著がある。また、渡辺温、尾崎翠という埋もれた俊才の作品集を上梓したことは大きな収穫として記憶されるところであろう。私の知る限りを記してみたが、未だ未見のものもあり、特装本などはまず市場に出ず、情報も詳らかでない。同好の士の情報を待つ。back 薔薇十字社の元社主様からお便りいただきました。その節はありがとうございました。 ◎薔薇十字社未刊書目◎ コクトオ(澁澤龍彦訳)『ポトマック』 A5判。角背上製クロス装。貼凾入帯付。昭和44年12月25日刊。定価1600円。 ☆後に出帆社から「コクトオ選書」の1冊として刊行。何故か凾が些か小さく本が出しづらい。 堂本正樹『男色演劇史』 A5判。角背上製紙装。貼凾入帯付。昭和45年4月1日刊。定価1300円。村上芳正装。帯文澁澤龍彦。口絵写真あり。 ☆後に出帆社から増補版が発売された
「お馬さんごっこ」への勝手な思い込みなど 「遠藤周作のSM論」ほか 05.9.2 沼正三論 追加 06.5.15 〃 付記追加 07.4.1 〃明快版 追加
<カエターノ・ヴェローゾ> カエターノ・ヴェローゾは、1960年代末、世界中で巻き起こっていた学生運動の嵐の中、「トロピカリズモ運動」というブラジルにおける重要なムーブメントのリーダーとして登場しました。その後も彼はブラジリアン・ポップ(MPB)発展の牽引車として活躍を続け、90年代に爆発したブラジリアン・ポップの世界的なブームの立て役者となりました。彼の音楽の歴史はそのままブラジリアン・ポップの現代史でもあります。 <ブラジル音楽、収奪の歴史> ブラジルは、植民地時代から世界に通用する数々のスターを生み、サンバやボサノヴァという偉大なサウンドを生み出しながら、それはいつの間にか他の国(多くはアメリカ)に奪われてしまっていました。世界的スターになっても、カルメン・ミランダのようにアメリカへと移住してしまったり、ボサノヴァのようにいつの間にか、「ジャズ」の亜流にされてしまったり、先進諸
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