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2013年1月10日のブックマーク (2件)

  • 三遊亭金馬(三代目) - 藪入り

    ★あらすじ 【藪入り】 丁稚奉公中の息子が三年目の藪入りの日、ついに帰宅を許される。父親は待ち遠しくて、朝方からとにかく落ち着かない。 ついに帰ってきた息子。立派に成長したその姿を見て、父親は感極まって誇らしげ。 息子が湯屋に入っている間、母親がふと財布の中を見ると、十五円もの大金が。それを聞いた父親の態度が豹変する。 ★演者について 【三遊亭金馬(三代目)】 1894-1964。東京市所生まれ。名は加藤 専太郎。 芸風は明瞭。「楷書で書いたような落語」と評され、すべての演目は老若男女誰にでも分かり易く、過剰な演出はしない。ラジオの寄席番組に度々出演し、その芸風から親しまれた。 趣味は釣りで、釣りに関する著書もある。お気に入りの釣竿職人の娘が海老名香葉子(林家三平の)であり、幼いころから家族ぐるみの交流があった。 1964年11月8日 肝硬変の為死去。享年70。(Wikipedia

    三遊亭金馬(三代目) - 藪入り
  • introduction - 豊崎由美×栗原裕一郎『いつも心に太陽を』

    「太陽の季節」から57年。 坪内逍遙『小説神髄』に始まりを求めると、 この小説は、日近現代文学史のちょうど中間あたり、ヘソに位置している。 以来、石原慎太郎は文学の一線に出ずっぱりであり、 芥川賞を見ても、石原以前の受賞者で存命であるのは安岡章太郎一人のみで、 「現役の作家」というしばりを加えると石原が最古ということになる。 つまり、石原慎太郎の歩みは、戦後日文学全体とほぼ軌を一にしている。 良くも悪くも強烈な存在感を放っていながら、 しかし、石原の文学が正面切って扱われたことはごくわずかしかない。 作品数の膨大さも含めて、なにか対処に困るもの、とでもいわんばかりだ。 戦後日文学を、まるで暗黒物質のように然と覆う石原慎太郎の文学。 この深い暗黒を再び太陽でともすことはできるのか? ――それがこのイベントの問いであり試みである。 ※ウクレレ教室付き          ――栗原裕一郎(