立教大学アメリカ研究所は立教大学における最初の研究所として1939年に設立され、翌1940年から実質的な活動を始めました。アメリカ研究の機関としても、日本で最初の研究所です。設立以来、当研究所は定期刊行物の発行、研究会や講演会の開催、さらに図書の収集・公開を通して日本におけるアメリカ研究を支援しています。所員は立教大学に所属する教員によって構成されており、アメリカ及び日米関係を変貌する国際社会の中で総合的に捉え、研究者だけでなく一般の方々にも届く声で伝えるよう、積極的にイベントの開催や紀要『立教アメリカン・スタディーズ』の発行に取り組んでいます。 Founded in 1939, the institute is the oldest one in Japan devoted to American Studies. Since then it has continued to promo
ハル・フォスター編集「反美学」より。 現代文学がきわめて個人的で断片的なものになってしまったこと―文学が互いに異なった、個人的スタイルと癖の強い文体の大群へと拡散してしまったこと―は、社会生活全体におけるより深い、そしてより一般的な流れの予微なのである。(略)つまり、偉大なモダニズムのスタイルが登場してから何十年かの間に、社会それ自体が同じような仕方で断片化しはじめ、各集団がそれぞれ独自の奇妙な固有言語を話すようになり、各職業に固有のコードやイデオレクトが発達し、そしてついには、各個人がほかのあらゆる人から分離された、言語的な孤島と化してきたと考えてみるのである。けれどもそうなると、そうした固有言語や独特のスタイルをからかうことのできるような言語的な規範が存在するという可能性自体がなくなってしまい、われわれにはただ、スタイルの多様性と異質性しか残されないことになってしまうのである。 ここに
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く