5月25 「哲学と憲法学で読み解く民主主義と立憲主義」(國分功一郎氏&木村草太氏)を読む カテゴリ:憲法哲学 今晩(2015年5月25日)配信した「メルマガ金原No.2101」を転載します。 「哲学と憲法学で読み解く民主主義と立憲主義」(國分功一郎氏&木村草太氏)を読む 気鋭の憲法学者、首都大学東京准教授(憲法学)の木村草太さんは、過去何度かこのメルマガ(ブログ)で取り上げたことのある、私にとって、いつも気になる憲法研究者の1人なのです。 特に、木村さんによる昨年7月1日の閣議決定についての解釈は、「どうも納得できないな」と私が考えていることは、末尾に掲載した私の過去の文章の表題からもお分かりいただけるかと思います。 それにもかかわらず、私が木村准教授の意見をフォローしているのは、納得できない部分はあるにせよ、そういう部分を含めて、フェアな議論が成り立つように論理的に筋を通した立論をされて