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2016年12月6日のブックマーク (3件)

  • 「切断」の哲学と建築──非ファルス的膨らみ/階層性と他者/多次元的近傍性

    千葉雅也(哲学者)+平田晃久(建築家)+門脇耕三(建築家)+コメンテーター:松田達(建築家)+モデレーター:平野利樹(東京大学大学院隈研吾研究室) 「オブジェクト」への関心の大きさが、近年のさまざまな建築作品や言説から表出しています。モノ(object)はヒトに対してどのようにふるまっているのか、ヒトはモノをどのような存在として認識しうるのか、世界は対象(object)のどのようなネットワークによって現前しているのかという問いを含む、オブジェクト指向存在論、思弁的実在論、超越論的唯物論の関心は、例えば、社会構成的な意思による社会の実現、建築の創造という課題に対して、まったく別様の思考の開かれ方を示しています。それは建築にとってどのような可能性へとつながっていくのでしょうか。 建築とオブジェクトの存在論をめぐるシンポジウム「建築文化週間建築夜楽校2016」(日建築学会)の議論をここに採録し

    「切断」の哲学と建築──非ファルス的膨らみ/階層性と他者/多次元的近傍性
  • 〈若者〉の溶解 川崎 賢一編著 浅野 智彦編著

    「モラトリアム人間」「パラサイトシングル」「ニート」「地元志向」「さとり世代」等々、これらの言葉に人々が惹きつけられてきたのは、若者の特徴を通して時代や社会のあり方が浮かび上がってきたからである。しかし現在、枠組としての「若者」が溶解しつつある。書は「若者について論じる」ことの可能性のありかを示す。 【電子書籍あり】 紀伊國屋書店 はしがき[浅野智彦] 1 空転する若者語り 2 語りと実態との解離 3 若者論のゆくえ 第一章 日常的革新としての消費[川崎賢一] 1 消費と日常性 2 現代日の若者文化 3 中国の若者文化 4 グローバルな若者文化 5 消費からみえてくるもの 第二章 「若者のアイデンティティ」論の失効と再編[浅野智彦] 1 枠組としてのアイデンティティ論 2 アイデンティティの「喪失」「解体」という語り 3 三つの社会変容 4 トランスフォーマティブ社会におけるアイデンテ

    〈若者〉の溶解 川崎 賢一編著 浅野 智彦編著
    irureme
    irureme 2016/12/06
  • 米国の大学の授業でよく使われている文献トップ100|Colorless Green Ideas

    ウェブ上のシラバス情報をもとに米国の大学の授業でよく用いられている文献を1位から100位まで順に並べたリスト。文献の和訳の情報とその文献の簡単な解説を付す。 はじめに Open Syllabus Project というウェブサイトに、各国の大学の授業で使われている教科書についての情報が頻度順で載っている。ここから、米国の大学の授業で教科書としてよく使われている文献のランキング1位から100位までを紹介したいと思う。 Open Syllabus Project は、米国の大学を中心に様々な大学のウェブ上のシラバス [1] をまとめたウェブサイトである。このサイトにまとめられているシラバスの情報から、大学の授業でどのような教科書が使われているかという情報が抽出されている。この抽出された情報は、Open Syllabus Explorer から閲覧することが可能である。 なお、Open Syll

    米国の大学の授業でよく使われている文献トップ100|Colorless Green Ideas