カーテンを開放し、炎天下である外の熱気が室内に入ってきた状態のデモ。冷房に切り替わったことが消費電力の数値(赤い数値)から分かる。 三菱電機は2011年9月1日、節電機能を強化した家庭向けエアコン「霧ケ峰ムーブアイ」の新製品「ZWシリーズ」を発表した(発表資料)。人間の体感温度や天井/壁/床などの温度を赤外線センサで検知し、快適性を維持しながら冷房時には冷房と送風、暖房時には暖房とサーキュレーターをそれぞれ自動で切り替えることで、冷房機能や暖房機能の稼働時間を抑え節電できるとする。冷房の定格能力が2.2kW~7.1kWまで10機種をそろえ、11月上旬から順次発売する。価格はオープンだが、市場想定価格は20万8000円前後~33万8000円前後。 冷房時は、電力消費量が少ない送風をできるだけ使って快適性を維持しようという考えに基づく。例えば、エアコンの設定温度を26℃にした場合、室内温度が2
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