2022年6月16日のブックマーク (1件)

  • 子供も親も知らない「卒業式にいない先生」の正体

    「子どもや保護者は、誰が正規で誰が非正規なのかを知りません。だから、たった1年で学校を去ることに驚かれます。私自身、突然のお別れとなってクラスの子に泣かれたこともあります」 首都圏の公立小学校に勤める40代前半の川島和希(仮名)さんは、10年近い教員生活の中で、同じ学校に2年連続で勤めたことが一度しかない。 川島さんは民間企業勤務から教師に転身して10年目を迎える。これまで低学年から高学年まで幅広く担任し、時に若手教員と同じ学年を担当し、指導役も任されるなどしてきた。 だが、川島さんの立場は「臨時的任用教員」(常勤講師)と呼ばれるもの。民間企業でいうところの契約社員のようなものだ。川島さんはもう10年近く、この立場で雇われ続けている。 荒れたクラスを任される 「(正規職員と)同じ内容・責任を負わされるどころか、あえて難しいクラスを任されることもあります。『非正規だから潰れてもいい』と思われ

    子供も親も知らない「卒業式にいない先生」の正体
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    is11045 2022/06/16