ブックマーク / blog.tatsuru.com (3)

  • 統一教会、安倍国葬について他 - 内田樹の研究室

    あるネットメディアからインタビューを受けた。もう公開されているので、少し長い別ヴァージョンをあげておく。 ―これから安倍系右翼はどうなると思いますか? 内田 おっしゃっている「安倍系右翼」という言葉の定義を僕は知らないのですけれど、言いたいことは何となくわかります。それが「安倍晋三という個人の求心力やカリスマ性に依存して存在感を発揮していた政治勢力」という意味でなら、その人たちはこの事件をきっかけに力を失い、弱体化すると思います。 実際に安倍元首相の死後、彼の庇護下でこれまで「いい思い」をしてきたネット論客たちはいまほぼ沈黙状態にあります。どういうスタンスでこの事件に向き合って良いのかについての組織的な合意形成ができていないのでしょう。もともと安倍晋三個人が手作りしたネットワークですから、ハブが不在になると、合意形成のための場も、ルールもない。代わりを務めることのできる人がいない。ですから

    is11045
    is11045 2022/09/12
    "国民民主党と立憲民主党の右派と連合を巻き込んで、保守新党を作った場合に、次の統一地方選なら大勝する可能性がある" 問題は誰を旗頭にするか、今のところ決定打がない。菅義偉再登板は麻生が許さないだろう
  • 望月衣塑子『安倍晋三大研究』から - 内田樹の研究室

    東京新聞の望月衣塑子さんと特別取材班による『安倍晋三大研究』(KK ベストセラーズ)の中で望月さんと対談をしている。その中の私の発言の一部を「予告編」として掲載する。 今回のトランプ来日の「異例の接待」に安倍政権の従属的質が露呈したが、その仕組みについても私見を述べている。 安倍さんがつく嘘には、「シナリオがある嘘」と「シナリオのない嘘」の二つがあるみたいですね。とっさに口を衝いて出た「シナリオがない嘘」から始まって、「シナリオのある嘘」へと移ってゆく。 もろもろ不祥事のきっかけは、首相の意図せざる失言です。「それは言ってはダメ」ということを不用意に洩らしてしまう。その場で自分を大きく見せようとしたり、相手の主張を頭ごなしに否定するために「言わなくてもいいこと」を口走ってしまう。その点については自制心のない人だと思います。「その点についてはさきほどは間違ったことを申し上げました。お詫びし

    is11045
    is11045 2019/05/29
    トランプのアメリカは省庁の予算執行が1ヶ月ほど停止してその間行政が大混乱していたわけだが、そういう客観的事実を無視していい加減な御託を並べる評論家とつるんでも、望月記者にプラスにはならないだろう。
  • エネルギー政策について - 内田樹の研究室

    北海道の地震で全域で停電が起きた。停電の発端となったのは苫東厚真火力発電所。地震で停止した時点で、供給力の半分以上を一気に失った。需給のバランスが崩れ、その影響がほかの発電所にも及んで停止したとニュースにはある。 どうしてこんな脆弱なシステムを設計したのか、素人が考えてもよくわからない。 誰も説明してくれないので、自分で考えた。 「どうして原発に依存するのか」について3・11の直後に書いた文章が『街場の読書論』にあったので、それを再録する。 今でも考え方は変わらない。 加子母の奧の渡合温泉(「どあい」と読んでください)の宿のランプの灯りの下で、中島社長は岩魚の骨酒を呷りながら、「もう電気は要らない」と呟いた。 私は岩魚の刺身と岩魚の煮付けと岩魚の塩焼きを貪り喰いながら、社長のその言葉を聞いて、半世紀ほど前に読んだフレドリック・ブラウンの『電獣ヴァベリ』を思い出した(『電獣ヴァヴェリ』は「S

    is11045
    is11045 2018/09/07
    「政治ともビジネスとも関係なく、専門家の専門的判断に基づいてクールにリアルに非情緒的に管理」したいと一番思ってたのは大手電力の連中。その実現のため彼らは官僚を抱き込み、閉鎖的市場を作った。
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