睡眠時無呼吸症候群は横向き寝で防げる 夜、寝ているときに大きなイビキをかく。日中、強い眠けに襲われる。集中力が続かない。いつも疲労感がある。こんな人は、睡眠時の無呼吸に陥っている可能性大です。 ところで、「睡眠時無呼吸症候群」はなぜ起こるのでしょうか。私たちは、起きているときは気道(空気の通り道) が広がっているため、鼻から取り入れた空気はスムーズに流れます。 ところが、睡眠中は筋肉がゆるむため、あおむけで寝ていると、舌根(舌のつけ根) や軟口蓋(口の奥で通気を調節している柔らかい部分)がのどの奥のほうへ下がります。すると、気道がふさがれて、呼吸のできない状態が起こります。 これが「睡眠時無呼吸症候群」です。「睡眠時無呼吸症候群」は、あおむけで寝ているときによく起こります。 そのため、横向きに寝れば、舌根や軟口蓋がのどの奥のほうへ垂れ下がらず、気道がしっかり広がった状態が保たれるため、「睡