数十の著名ウェブサイトで、過去数週間に100万件の検索クエリが「毒された」とセキュリティアナリストのDancho Danchev氏は指摘する。 攻撃者らは、プログラミングエラーを利用し、特定の検索クエリに自動的に悪意あるHTMLコードを仕込むことにより、キーワード検索を乗っ取っている。攻撃者に乗っ取られたサイト上で、訪問者が検索中に知らずに特定のキーワードを入力すると、偽装サイトにリダイレクトされてしまう。 そして、攻撃者はそこで、被害者のコンピュータにマルウェアをインストールしようとする。 実際に被害に遭った著名ウェブサイトとしては、USAToday.com、Target.com、ABCNews.com、Walmart.com、さらにNews.comの発行者である米CNET Networksが所有するいくつかのサイトなどが挙げられる。 また米国時間3月26日夜の時点では、CNETとUSA