印刷 東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議が15日、インドネシア・バリ島のヌサドゥアであり、2014年のASEAN議長国にミャンマー(ビルマ)が就任することで合意した。複数のASEAN関係筋が明らかにした。17日の首脳会議で正式決定するとみられる。 ミャンマーは14年の議長国就任を目指してきたが、米国などが人権状況と国内問題などを理由に異議を表明し、ASEAN加盟国内でもこれまで意見が分かれていた。 だが今年3月の「民政移管」後、テイン・セイン大統領の民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんとの会談や、政治犯の釈放など、新政権の改革を進める姿勢にASEAN側も理解を示したものとみられる。(ヌサドゥア=塚本和人) 朝日新聞デジタルでは、以下のような関連記事も読めます。登録はこちらTPPより「ASEANで」 インドネシア外相会見ミャンマーへODA再開を表明 玄葉氏、外相会談関連記