厚労省の裁量労働制データねつ造に続き,財務省が文書改ざんを認めたことで,行政府が出してくる資料の信頼性が根本的に揺らいでいると言えると思う。 というわけで,そろそろGDPねつ造疑惑についても追及してほしい。 今までは「まさか官僚がそこまでやらないだろう」ということで信じてもらえなかったかもしれない。 しかし,一連の事件により「日本の官僚はねつ造や改ざんまでやるレベルに落ちてしまった」という認識は広く共有されるに至ったと言えるだろう。 今こそGDPねつ造疑惑を追及する好機と言うべきである。 拙著「アベノミクスによろしく」を読んだ方やこのブログの読者はもう知っていると思うが,改めて説明する。 2016年12月8日,内閣府は新しい算出基準によるGDPを公表した。これに伴い,1994年度以降のGDPが全て改定された。 改定の概要は非常に単純化すると下記のとおり。 http://www.esri.c
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