今までのELB 今までのELBはあるDNS名に対して1つのIPアドレスを返していました。このIPアドレスは固定ではなく、ELBの混雑状況によって自動的に変化していました。このDNS名に対するIPアドレスの変更は、クライアントアプリ側のDNSキャッシュ等で不具合を起こす危険性がゼロではなく、実際に私は体験しました。 新しいELB 新しいELBは最大で8つのIPアドレスを返してくれます。これによって、ELBの混雑状況によって拡大したり縮小した場合に、さっきまで見えていたキャッシュしたIPアドレスが見つからないといったエラーが無くなります。 8つのIPアドレスを確認する digコマンドで確認できます。試してみて勘違いしていたのですが、AZの数に応じて最大で8つのようです。以下はAZ1つの場合で、結果のAレコードは1つでした。 $ dig MyLoadBalancer-83p080071.ap-n
DSASのロードバランサは高価なアプライアンス製品ではなく、LinuxのLVS (Linux Virtual Server)を利用しています。 安価、というか、ハードウエア以外は金銭的コストがゼロなので、一般のクライアントからのアクセスを受ける外部ロードバランサのほかに、内部サービス用のロードバランサも配置しています。それぞれactive, backupで2台ずつあるので合計で4台もロードバランサがあることになります。(こんな構成を製品を使って組んだら数千万円すっとびますね) また、ネットワークブートでディスクレスな構成にしているので、ハードディスが壊れてロードバランサがダウンした、なんてこともありません。 ですので「ロードバランサは高くてなかなか導入できない」という話を耳にする度にLVSをお勧めしているのですが、どうも、 なんか難しそう ちゃんと動くか不安 性能が出ないんじゃないか 等々
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