Slick 3.0.0がリリースされました。 SlickはこれまでScalaで利用可能な代表的なDBアクセスライブラリの1つとして利用されてきましたが、3.0.0では別名Reactive Slickと呼ばれ、モナドを駆使したFutureベースのプログラミングを前提としたものに変貌してしまいました。Reactive Slickの狙いについてはメイン開発者であるStefan Zeiger氏によるこのスライドが参考になります。僕は聴講できなかったのですが、Scala Days 2015 in San Franciscoでのセッションで使用したものでしょうか。 これまでSlickは同期的・手続き的な実行しかできなかったため、PlayやAkkaなどのノンブロッキングベースのフレームワークと組み合わせた場合に処理全体をブロックする必要があったのですが、Slick 3.0.0ではDBアクセスを含む場合で