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まつもとゆきひろ ネットワーク応用通信研究所 フェロー 楽天 楽天技術研究所フェロー Rubyアソシエーション理事長。Rubyの作者 Blog「Matzにっき」 まつもとゆきひろの起こした小さな奇跡---梅田望夫氏の著書「ウェブ時代をゆく」の中の節のタイトルである。「時代の巨大な変化の中で個人がどう生きるべきか」をテーマにしたというこの本の中で,Rubyを生み「オープンソースで飯を食う」生き方を実践するまつもと氏の生き方に,梅田氏は何を見い出したのか。梅田氏とまつもと氏が,インターネットがもたらす新しい時代の新しい仕事,新しい生き方を語る。 まつもとゆきひろの起こした小さな奇跡 ――梅田望夫さんの新刊「ウェブ時代をゆく」には,「まつもとゆきひろの起こした小さな奇跡」という節があります。この本で何を伝えようとされ,なぜまつもとさんを紹介されたのでしょうか。 梅田 いま,インターネットの切り拓
11月14日、東京丸の内にある丸善本店にて、経営コンサルタントの梅田望夫氏が新著「ウェブ時代をゆく―いかに働き、いかに学ぶか」について語る講演会が開催された。この講演の模様の後編をお届けする。前編については「リアルの世界に生きる人は、ウェブ時代をどう生きたらいいのか--梅田望夫氏講演:前編」をご覧いただきたい。 たいしたことができなかった自分 そろそろ2つめの、何で自分の話を書いたかという話に移りましょう。 この本でも書いたとおり、僕はもともと数学をやりたかったんです。高校生のときです。でもだめだな、とてもじゃないけど一生やっていく根性や才能がなくて、向いてないなと感じました。 それで、コンピュータサイエンスをやって、大学院まで行ったんですけど、周りは僕よりもコンピュータサイエンスに愛情を持っている人ばっかり。ハッカーだよね。とにかく愛情のレベルが違う。この人ほどはうまくいかないだろうなと
2007年11月14日、梅田望夫さんによる『ウェブ時代をゆく――いかに働き、いかに学ぶか』(ちくま新書)の刊行記念講演会が、 丸善丸の内本店3F日経セミナールームで開催されました。以下はその講演の抄録です。 本に囲まれて育ちました。本が好きです。子どもの頃、当時の日本橋の丸善に、作家だった父に連れられて始終きていましたから、今日丸善でお話をするというのはとても感慨深いです。そういう環境で育ったので、本には特別な思い入れがあります。特に日本の出版をめぐる文化が好きで、出版社の編集者の人たちとか書店で本を売っている人たち、本に敬意を抱きながら日々生活をしている、そういう人たちやそういう文化が好きです。ある偶然でものを書くようになりましたが、職業作家ではありませんから、本を書くということは、自分の人生にとって突然訪れた大きなイベントで、本を書くことに過剰なエネルギーをつぎ込んでしまいます。 『ウ
「ウェブ進化論」「ウェブ時代を行く」 梅田望夫さんは”シリコンバレーからの手紙”で前から知っていた。 そして好感をもっていた。 この2冊を私が読むのは至って、私的な理由からだと思う。 そうサンフランシスコが恋しいのだ。 私が当地にいたころは、まだ大学ではマックが主流で テルネットでメールやチャットをする時代。 そして当時サンフランシスコは最先端の場所で、哲学科の教授の息子は ジュリアードへ行っているというのに、なぜかプログラミングにはまり 大学で一日中ネットワーク上の仮想空間を作っていた。彼はウィザード。 音楽を解するには数学的センスがいるらしいからまんざら畑違いではないのかも しれないが・・・。 梅田さんの本には、ネットに寄せる希望と愛憎、すべてがサンフランシスコを 思い起こさせる。若さ、チャレンジ、冒険、夢、努力、反骨精神、反体制精神。 シリコンバレーの雰囲気を如実に伝えていると思う。
筑摩書房は20日、「フューチャリスト宣言」を執筆した梅田望夫氏、茂木健一郎氏による「フューチャリスト会見」を開催した。 ■ 梅田氏・茂木氏が書籍に込めた思いを披露 「フューチャリスト宣言」は、「ウェブ進化論」「シリコンバレー精神」などを執筆したミューズ・アソシエイツ社長の梅田氏と、「クオリア」をキーワードにした脳科学者の茂木氏が、インターネットによる新しい社会への期待を込めて共著した新書。普段はシリコンバレーに住む梅田氏が来日したタイミングに合わせ、両氏が本に込めたメッセージを語った。 梅田氏は、「フューチャリスト宣言」の前に執筆した「ウェブ進化論」について「WebやGoogleといったネットの動向については多くの人が理解した一方で、あの本に込めたある種のオプティミズムは、日本について特異なものとして賛否両論受け止められた感がある」とコメント。「能天気に未来が明るいと言っているわけではない
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