広島からポスティングでメジャーに移籍した前田健太(27)が現地時間6日、敵地のペトコパークで行われたパドレス戦で初先発、6回を投げ5安打、4奪三振、無四球、無失点、84球でマウンドを降り、7-0で初勝利を手にした。4回一死からは“9番打者”としてメジャー初本塁打まで記録した前田は、試合後、「ここに来て良かった」と、感動を隠さなかった。次戦は、本拠地開幕となる12日(日本時間13日)のダイヤモンドバックス戦となる。 憧れのマウンドに立った。 「興奮していました。初回に4点をとってベンチのムードもよかったので上がりやすかったです」 マエケンは、まずステップの歩幅をはかって、堅いメジャーのマウンドを何度も右足で掘り起こすようにして、プレートの足場を整えた。 記念すべき第1球は、144キロのツーシームだった。指にひかかってボールになったが、きちんとスライダーでカウントを整えてから、最後も外に少しボ