気仙沼市内に開設された避難所では、未明の津波注意報発令で住民が毛布を持って訪れた=3日午前4時55分ごろ、気仙沼市笹が陣の気仙沼市民会館 チリ北部沖の地震に伴い、宮城県沿岸部にも3日午前3時、津波注意報が出された。沿岸自治体は避難する住民らの受け入れに備えたが、閑散とした施設が目立った。未明の注意報発令になったのに加え、自宅で推移を見守る住民が多かったためとみられている。 東松島市は3日午前3時半、528世帯の1481人に避難勧告を発令した。15カ所に避難所を設けたが、訪れた住民は計12人にとどまった。 これまで勧告があれば避難したという同市大塚の無職の女性(75)は今回見送った。「床に就く前の勧告なら逃げていたと思う。動くのがおっくうだった」と話す。 気象庁は今回、異例の措置として、前夜のうちに注意報発令を予告していた。東松島市防災課は「避難勧告にも根拠が求められる。注意報に先立っ
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