あの頃,僕達はサターンに夢中だった――今日,25周年を迎えたセガサターンの魅力を伝えたい ライター:御簾納直彦 1994年11月22日,それはセガサターンが日本国内で発売された日である。セガの6番目のハードとして登場したこのマシンには,当時,大ヒットしたアーケードゲームの移植作やオリジナルタイトルの名作が数多く登場し,ゲーマーを大いに熱くさせた。 そんなサターンが本日(2019年11月22日),25周年を迎えた。いちファンとして,なんだかいても立ってもいられなくなってしまったので,最も思い入れのあるハードについて綴ってみたい。サターンと共に青春を過ごしてきた世代はもちろん,若い世代にもサターンの魅力が伝われば嬉しい。 セガサターン本体には多数のバージョンが存在する。左は初期型,右は1996年に発売された後期型(通称,白サターン) 日本ビクターから発売された互換機「Vサターン」。こちらも初期