ここまでカルデロン一家の件に触れるときは、法律の問題に触れてこなかった。というのは、俺が言いたかったのは、「帰れ」と合唱する人々と同じく「真面目に働いてきた人(俺のはカルデロンさん一家だけどね)が報われないのはおかしい」ということと、そういう人が罵られるのもおかしいということだったからだ。さらに言えば、情に流されて云々という意見にも承服しかねるということも言いたかった。 しかし「可哀想じゃないか」と言うのがイコール判決を覆せ(ふたつはセットではないと思う。だから、判決が覆らないということを受け入れるにしても、それが「ざまぁw」とか抜かしてもいい論拠になると信じる輩のことは、俺には到底理解できない。一方で、カルデロン家への処置が妥当であるという意見はひとつの意見だと思う。)という意見にしか見えない人々には「可哀想じゃないか」と言っても、どうも通じそうにない。そして、俺程度だとそれ以上に言える