はじめに 3月10日、佐渡市の佐渡トキ保護センターで、飼育中のトキ9羽が死んだと発表されたのは記憶に新しいと思います。 環境省は10日、新潟県佐渡市の佐渡トキ保護センターで、国の特別天然記念物のトキ9羽が死んだと発表した。施設内に侵入した野生動物に襲われたものと見られる。被害にあったのは今秋、3回目の放鳥に向けて訓練中のもので、今後の野生復帰計画への影響が懸念される。 http://mainichi.jp/life/ecology/news/20100311ddm041040141000c.html その後の調査で、襲ったのは肉食哺乳類のイタチ科テン(Martes melampus)であること、順化ケージ内にテンが出入り可能な多数の隙間が確認されたこと、これらの隙間は設計・施工の段階から生じていたこと等が明らかになりました。 さらに昨年、同様の金網を用いた繁殖ケージ内にテンが侵入し捕獲され
東大の石川正俊教授らが開発した高速ブックスキャナが 本家 /. の記事で取り上げられている。 このスキャナは高速カメラの下で本のページをパラパラとめくっていき、その情報をキャプチャしていく仕組みだそうだ。撮影対象には 2 種類のライトを当てており、500 fps という高速フレームレートで画像をキャプチャしていく。真上からのライトで文章や画像などの情報をキャプチャし、レーザープロジェクタによってページの行や 3D 形状をキャプチャするとのこと。キャプチャされた変形ページから、平坦なページが再構築される。 ページを「めくる」というよりは「本をパララっと素早く一通り開く」という動作で、毎分約 200 ページという高速スキャンを実現している。元記事の IEEE Spectrum の記事に動画がある。 研究者らは、将来的に小型化してスマートフォンなどに搭載できればと考えているそうだ。研究者の一人は
2010年問題――という言葉をご存じだろうか? ファイザー、メルク、武田薬品・・・、これら巨大製薬会社の売上げは、実は少数の有力製品(ブロックバスター薬)によって支えられている。その特許が2010年を挟んだ数年間で一斉に切れ、薬の値段が下がることにより、製薬会社の経営に大きな影響を与えるのではないかと危惧されているのだ。でも、こんな意見もある。 「薬が安くなるなら、わたしたち消費者にとっては良いのでは・・・?」 確かに「薬の値段が下がる」という面だけ見れば、その通り。でも問題はそんなに単純ではない。アルツハイマー病、がん、うつ病・・・、私たちの暮らしを脅かす病。その画期的な新薬が生まれなくなるのではないかと危惧されているのだ。 今回の「追跡!A to Z」は、製薬業界の現状を追った。 病気の複雑化で、 新薬開発が進まない そもそもいま、なぜ製薬会社が「一斉に」特許切れに悩んでいるのだろう
ユーザビリティの中でも特に狭義の「テキストリンク色」を変えただけで、恐るべきビジネスインパクトが現れたという事例です。 実際に成果の変化が起こったのは、マイクロソフトが鋭意売り出し中の検索エンジン「Bing」です。 テキストリンクを、入念にテストし、8000万ドルの売り上げ増 マイクロソフトは従来、「Live Search」という形でもう少し明るい青(水色に近い)を採用していました。 Bingよりも、明るいというかすこし緑に近い感じの色がベースになっていますね。 ちょっと比べてみました。 (※Live Searchは画像検索からキャプチャを取っています) こう見ると確かに色はかなり変化しています。 CNETの記事によると、マイクロソフトはBingを作る過程でかなりの数の色をテストしたようです。 Microsoftは最終的に「Bing」となるものを設計していたとき、膨大な数の色を検証し、
池田大作の『名言100選』の新聞広告で佐藤優と茂木健一郎が並んで推薦文を書いていました。 お前のブログでネタにしろ、という天からのお告げが聞こえました。 まず、ラスプーチン。 「クリスチャンなのに池田大作をヨイショするのか」と批判されても、開き直っちゃう人だから、今更驚きませんけどね。 次、モギケン。 3/4が引用で、自分自身が書いたのは1行だけ。 モギケンの手抜き仕事、ここに極まれり。 モギケンって、無宗教じゃなかったけ?と思って、探してみたらこんな文章が。クオリア日記 そんな教えがあったら、信じてもいい ある時、いつものように光の川に沿って歩いている時に、一つの思いが私をとらえた。 教義のない宗教ならば、あるかもしれない。言葉によって表現された「これこれこう」という世界観や倫理観が提示されるのではなく、ただ感じること、開かれること、向き合うことが大切にされる。そのような魂の道筋。
米軍が担っている沖縄上空の航空管制業務が、31日に日本に返還される。18日の日米合同委員会で合意した。1972年の沖縄返還後も米軍に管理され続けてきた。那覇空港を発着する民間機にとっては、日本の管制官による指示で効率的な飛行が可能になると期待されている。 この空域の管制は「嘉手納ラプコン(レーダー・アプローチ・コントロール)」と呼ばれる。対象空域は嘉手納基地から半径約90キロと久米島の周囲約50キロ。高度は約6100メートルに及ぶ。2000年にようやく返還の方針が示され、5年以上にわたって日本人管制官が移管に向けた訓練を重ねてきた。 前原誠司国土交通相は18日の会見で、「日本の空を日本が主権国家としてコントロールするのは当然」と述べた。まだ返還されていない横田基地(東京都)や岩国基地(山口県)の周辺空域についても「信頼関係に基づいた話し合いが、これから米国と行われていくと期待する」と語
日米の核持ち込み密約をめぐり、外務省の東郷和彦・元条約局長が1999年に関連の極秘文書を整理して後任らに引き継いだと、密約調査に関する同省の有識者委員会に証言していたことが18日、わかった。9日に報告書を発表した有識者委の調査では、東郷氏が引き継いだとする重要文書が欠落しており、99年以降に破棄された可能性が強まった。 東郷氏は19日の衆院外務委員会に参考人として出席し、こうした経緯も証言する見通し。岡田克也外相は、文書が破棄されたかどうかの調査に慎重姿勢を取ってきたが、改めて判断が問われそうだ。 密約調査の関係者によると、東郷氏は条約局長室保管の大量の文書を整理した際、核兵器を積んだ米艦船の日本寄港・通過が核の「持ち込み」に当たらないとする密約に関する文書を、「赤ファイル」として知られる赤い箱5箱にまとめたうえ、文書の一覧表を作成し、保管。有識者委にも示したという。 文書は60年の
インターネットカフェの入店時に本人確認を義務付ける都条例が18日の都議会警察・消防委員会で採決される。民主、自民、公明などの会派が賛成する見通しで、30日の本会議で可決・成立する公算が大きくなっている。 審議されているのは「インターネット端末利用者営業の規制に関する条例」。ネットカフェの匿名性や密室性が犯罪の温床になっているとして、警視庁が都議会に提出した。個室を持つネットカフェが対象で、違反すれば営業停止などの処分がある。可決されれば7月1日から施行される。 一方で、今回の条例には、「ほかに行き場のない『ネットカフェ難民』の排除につながるのでは」との懸念の声もある。 都が昨冬、失業者支援の目的で開設した「公設派遣村」では、入所前にネットカフェやファストフード店を住まいとして利用していた人が47・3%を占めた。17日の同委員会では、共産都議が反対の立場から質問。警視庁幹部は、日雇特例被保険
太陽、まもなく「冬眠」 [10/03/19] 東京科学グループ・東山正宜 太陽が「冬眠」準備に入ったらしい。国立天文台などの観測から、約11年で繰り返してきた太陽活動の周期が2割ほど長くなり、表面の磁場も観測史上最低レベルを記録したことがわかった。こうした現象は活動が弱まる直前の特徴として知られる。実際、太陽はこの数世紀、11年周期以外に、ほぼ100年ごとに活動の増減を繰り返している。ただ、そのしくみや、地球の気候への影響などはよくわかっていない。 昨年末から今年にかけて、太陽に久しぶりに現れた黒点に研究者らの話題は持ちきりになった。表面の爆発現象「フレア」も観測され始めた。この数年、100~200年ぶりの弱さを記録した太陽活動は、ひとまず回復の兆しを見せている。 この活動再開によって、直近の太陽の活動周期が確定した。ベルギーの太陽黒点数データセンターのまとめでは、約12年7カ月。普段よ
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