2022年07月05日10:00 カテゴリ経済一般社会一般 世の中を覆う厭世観 2019年、日本は訪日外国人に沸き、トランプ大統領の発信力が嫌でも聞こえ、米中はガチンコ勝負をしながらも負けん気一杯の強さを感じることが出来ました。英国はEUから離脱し、新しい国のあり方について国が大きく揺れながらも未来志向の発想を展開したと思います。その点では地球全体の天気は晴れだったのでしょう。 2020年初頭に突然降り出したコロナという雨は地球全体を2年以上の間、分厚い雨雲が覆い、少なくとも生きている人間にとって未知の恐怖心に包囲され、世界の指導者や政府は紆余曲折の対応で試練の時を過ごしました。 ようやく、このコロナという暗雲から薄い日差しが差し込んできたと思えばロシアがウクライナへの地上戦という現代社会では考えにくい戦いを挑みました。世界経済はリハビリ状態で、物流や半導体不足のトラブルに陥っている最中の