紫外線が強くなるのは6~8月紫外線の強さは、時刻や季節、さらに天候などによって大きく変わります。同じ気象条件の場合、太陽が頭上にくるほど強い紫外線が届きます。1日のうちでは正午ごろ、日本の季節では6月から8月に最も紫外線が強くなります。 また、紫外線は雲やエアロゾル(大気中に浮遊する液体や固体の微粒子)によってさえぎられるため、快晴の時が最も強く、曇や雨などの場合には弱まります。 紫外線は本当に「悪者」なの?悪いイメージばかりが先行している紫外線ですが、実は骨にとって重要なカルシウムの代謝を調節するビタミンDの合成を助けたり、スリッパや給食施設などの室内での殺菌に利用されるなど、人類にとって必ずしも「悪者」というわけではないのです。 しかし、生物が進化することによって水生から陸生になると、水中では少なかった紫外線に長くさらされることとなり、多くの問題が起こってきたのも事実です。 人類は最初