仙台も12月には珍しいくらいの大雪である。 幸いセミナーに呼んだ荻野さんは無事に来て頂けてほっとした。 さて、ここしばらく「ジェンダー」という言葉に疑問を感じている。 社会学などの方達の学問や文化を否定するつもりなのではないのだが、どうも生物学に馴染んで育った私には「???」と思うことが多いのだ。 きっかけは、私のボランティア活動の1つである男女共同参画についてよりよく知るようになったからである。 平成13年度に東北大学の男女共同参画委員会が立ち上がったときからその委員を務めているが、当時はほとんど何も分からなかった。 そういう意識を持って育っていなかったのだ。 そうこうする間に、分子生物学会の男女共同参画委員会が立ち上がってその委員長になり、さらに大きな組織である男女共同参画学協会連絡会の委員長をすることになった。 分生や学協会の場合は、仲間は同じ生物系であったり理系の方達である。 しか
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