日本の美しさを表現する盆栽。バカボンのパパも、盆栽屋であった。盆栽は平安時代に日本に伝わったとされている。江戸時代から盆栽が盛んとなり、現在に至る。盆栽といえば広い庭に幾つも並べて、その出来を楽しむというイメージがある。しかし最近は広い庭を持つ家が少なくなり、盆栽も下火になっているようだ。日本の美しさを表現している盆栽が下火になるのは、やはり惜しいものである。 京都に住む村瀬貴昭氏は、日本の美しさを表現する盆栽を現代風にアレンジする作家である。村瀬氏は自らの自由な発想を形にしたプロジェクト「Re:planter(リ・プランター)」を立ち上げ、現代の盆栽を生み出している。植物と証明器具を組み合わせた盆栽は、スペースを取らず、上から吊るして楽しむ事が出来る。現代の住宅事情にもマッチした、盆栽なのである。その美しさは、国内外から高い評価を受けている。 村瀬氏はRe:planter(リ・プランター