3月27日、キプロスが発表した資本規制計画は、キプロスと欧州経済通貨同盟との関係を断ち切る恐れがある上、キプロス国内のユーロがその他ユーロと異なる為替レートを持ち始める事態も予想される。写真は2月、ニコシアで撮影(2013年 ロイター/Yorgos Karahalis) [フランクフルト 27日 ロイター] キプロスが発表した資本規制計画は、キプロスと欧州経済通貨同盟(EMU)との関係を断ち切る恐れがある上、キプロス国内のユーロがその他ユーロと異なる為替レートを持ち始める事態も予想される。 資本規制は、欧州連合(EU)による金融支援をきっかけとした資金流出を防ぐために計画された。キプロス商業会議所の会長が27日、政府高官らとの協議後に明らかにしたところでは、規制されるのは海外との取引や資本流出だけで、国内の資本移動は対象から外れる。
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