母乳から微量の放射性物質 4月30日 19時4分 福島県や茨城県など、関東や東北の5つの都と県に住む母親23人の母乳を厚生労働省が調査したところ、7人から微量の放射性物質が検出されました。母乳について、摂取を制限する国の基準はありませんが、厚生労働省は水道水についての国の指標をいずれも大きく下回っていることから、乳児の健康への影響はないとしています。 これは厚生労働省が、今月24日から28日にかけて、福島、茨城、埼玉、千葉、それに東京の5つの都と県に住む23人の母親の母乳を調査したものです。その結果、福島県いわき市の母親の母乳から放射性物質の「放射性ヨウ素」が1キログラム当たり3.5ベクレル検出されたほか、「放射性セシウム」が1キログラム当たり2.4ベクレル検出されたということです。このほか、茨城県常陸大宮市で1人、茨城県水戸市で1人、茨城県下妻市で1人、茨城県笠間市で2人、千葉県千葉市で