騒動になっていた週刊朝日の橋下徹大阪市長の血脈に関する記事だが、謝罪、打ち切りの方向で決着したようだ。しかし、週刊朝日の記事には追求すべき点が残っているように感じる。 まず、タイトルの「ハシシタ」が何を意図したものかは説明する必要があるであろう。かつて部落民に「ハシシタ」が多かったからであろうが、橋下氏が部落民であるような印象をつける事にどのような意図があったか説明すべきだ。 次に、橋下氏の血脈に公共性があるのか否かを説明すべきであろう。記事に以下のような説明がついている。 彼(橋下氏)の本性をあぶりだすため、ノンフィクション作家・佐野眞一氏と本誌は、彼の血脈をたどる取材を始めた。 橋下氏の本性には公共性があると思うが、橋下氏の親類の情報が本性につながるようには思えない。 麻生元総理のように親族が地方の企業グループを経営していたりすれば、その利益を代弁する恐れもあるであろう。安部元総理のよ