野球の関西独立リーグが27日、大阪市の京セラドーム大阪で開幕し、男性に交じってプレーする日本初の女性プロ野球選手、神戸の吉田えり投手(17)が大阪戦でデビューを果たした。 吉田は5−0でリードした9回裏の頭から2番手で登板。先頭打者にストレートの四球を与え、盗塁を許したが、2人目から空振り三振を奪い、打者2人で交代した。投球数は9だった。開幕戦には1万1592人の観客が集まり、試合は神戸が5−0で勝った。 1950年から2シーズン、女子プロ野球が行われていたが、男性選手と一緒にプレーしたケースはなかった。 同リーグは四国・九州アイランドリーグ、北信越を中心としたBCリーグに続く国内3番目のプロ野球独立リーグとして今年からスタート。大阪、神戸、明石、紀州の4チームが参加している。 [ 共同通信社 2009年3月27日 21:43 ] 前後の記事 - [野球] 岩田、左肩炎症で開幕絶望的