ニューヨーク・タイムズが掲載したブロガーの現状をめぐる記事を読んで、彼の地のブログ事情に驚いた。僕はアメリカのブログはいくつかをときどき目にする程度で、ほとんどその状況を知らないに等しいので、とても勉強になった。いやはや、すさまじい話が書いてある。 ■In Web World of 24/7 Stress, Writers Blog Till They Drop (New York Times 2008年4月6日) 日本とアメリカではブログという技術的な仕組みを使いながら、世に出てくるものはかなり異なるようで、ニューヨーク・タイムズには「なかには楽しみのために書いている者もいるが、ほとんどは出版社の社員になったり、契約を結んだりして仕事として書いている」と書かれている。どうりで、その手のプロが情報を紹介するタイプのブログが多いはずだと初めて合点がいった。アメリカではブログを生活の糧にして生