オーストラリア中部の砂漠地帯にあるウルル(エアーズロック、Uluru)と近くの町や空港(2007年2月16日撮影。資料写真)。(c)AFP/Torsten BLACKWOOD 【6月13日 AFP】豪ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州で前年1月、酷暑の日に護送車で移送されていた46歳の男性が「熱死」したことをめぐって、遺族らは13日、訴訟を検討していることを明らかにした。 検視官は12日、死亡した男性に対する対応が非人道的で「恥ずべきこと」だったとして非難し、検察に対し刑事責任の追及を求めるべきだと語った。 死亡した男性は、オーストラリア先住民アボリジニのワード(Ward)さん。文化的な理由により名前は明らかにされていない。前日に飲酒運転で逮捕されたワードさんは、炭坑の町ラバートン(Laverton)からカルグーリー(Kalgoorlie)の間360キロの距離