アーチェリーの練習をしていた私立高校2年の男子生徒(16)の額に、別の生徒が放った矢が刺さった事故で、意識不明の重体となっていた男子生徒が8日早朝、搬送先の病院で死亡した。警視庁目黒署は矢を放った同級生の男子生徒(17)について、重過失致死容疑で捜査している。 同署の調べによると、事故があったのは東京都目黒区の区勤労福祉会館屋上のアーチェリー場。同級生が発射場所から長さ約70センチの矢を放ったところ、数メートル離れた男子生徒の額に命中した。 男子生徒は自ら矢を抜いたが、直後に意識不明となった。搬送先の病院で外傷性くも膜下出血などと診断され、治療を受けていた。