イランの革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官が訪問先のイラクで米無人機から発射されたミサイルで殺害された事件に関連して韓国メディアの一部には北朝鮮が米国のレッドラインを越える大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射などの軍事挑発を行えば、金正恩委員長も同じ目に合うかもしれないとの見方がなされている。 トランプ大統領はソレイマニ司令官が「米国人への邪悪な攻撃を企てていたため殺害した」と説明していた。米国防総省も「在外アメリカ人を守るための断固たる防衛措置である」と正当化していた。トランプ大統領は主権侵害との国際社会の批判にも意に介さず、悪びれた様子もなく「もっと前に除去すべきだった」とツイートしていた。 「米国ファースト」のトランプ大統領ならではの決断は確かに先の党中央委員会総会で米国との全面対決を表明した金正恩委員長兼最高司令官に向けての警告に聞こえなくもない。金委員長が心理的に圧