『最高のオバハン 中島ハルコはまだ懲りてない!』 林 真理子 (著) 文春文庫あらすじ金持ちなのにドケチ、口が悪くて超パワフル。 そんな女社長、中島ハルコのもとには、なぜか悩みを抱えた人が相談にやってくる。 恋も仕事も今ひとつなフードライターの菊池いずみは、ハルコと共に行動するうちに不倫から脱却することができ、さらに新しい縁ができそうな…。 おごられるのは好きだが、それなりの店じゃないとイヤ。 おごるのはもちろん好きじゃない。口の悪さは天下一品の女社長・中島ハルコは、そんな強烈な個性の持ち主。 相談にやってくる人たちも遠慮なくバッサバッサと斬り倒します。 離婚、子供の進路、仕事、相続、不倫。 持ちかけられる悩みに潔く、彼女の価値観でバシッと答えるのです。 まとめ時には荒っぽさを感じるほどのハルコ節。しかしその言葉の裏には1人で生きてきた自信とプライドに支えられ、同情するのではなく視点を変え