セキュリティ企業のシマンテックは2010年6月16日、2010年5月の迷惑メール(スパム)動向を発表した。同社によれば、観測された迷惑メールのうち、メールアドレス収集目的で大量に送信されるメールが最も“迷惑”だという。 同社では、インターネット上に設置した観測システムのデータに基づいて、迷惑メールの流通状況や特徴などを集計して毎月公表している。今回公開されたのは2010年5月の動向。それによれば、迷惑メールの割合は89.81%。2010年4月は89.22%だったのでわずかに増加している。 迷惑メールの件名で一番多かったのは「空白」。件名のない迷惑メールが最も多かった。以下、「Amazon.com Deal of the Day(Amazon.comの日替わり特売品)」「Please Read(読んでください)」「Delivery Status Notification(Failure)(メ