» 【対決】「迷惑メール行為」に「迷惑メール行為」で対抗していたら、自分が迷惑メール送信者になっていた…… 特集 『獣を狩る者は、自らも獣にならなければならない』。どこかで聞いたことがあるような、ないような言葉だ。“獣” のような手強い敵と対峙する時、相手をも凌駕するような “獣” でなければ、まともに渡り合うことができない。そう私(佐藤)は考えている。 私は最近、その言葉を体感する出来事に遭遇した。熾烈な迷惑メールとのやり取りのなかで、私は自分の獣が目覚めるのを感じた……。 ・間違いを装うメール きっかけは他愛もない1通の迷惑メールだった。データが消えたという口実で、メアドを確認する内容を騙ったものだ。 相手「スマホのデータが消えちゃったから、山ちゃんから教えて貰ったんだけど、そっちのアドレス ■■■■■■■■■■■■■(メアド)で合ってる?」 佐藤「合ってるよ~」 相手「ごめんなさい!