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ブックマーク / science.srad.jp (17)

  • 心理戦で互いの思考の読み合いが無限ループしない理由 | スラド サイエンス

    対人ゲームでは、相手の思考を読んだうえでそれに対応することが求められることが多い。しかし、相手もこちらの思考を読んだ上で行動するとすると、こちらはさらに相手がこちらの思考を読むだろうと想定してその対策を取らなければならない。これを繰り返すと無限ループになるようにも思えるのだが、実際にはそうならない。その理由は、ゲームに参加するすべてのプレイヤーが常に最適解を選択するとは限らないからだという(Quora)。 過去に行われた実験では、一般人はほかのプレイヤーの思考を読まないか、読んだとしてもその思考を読んだ上でほかのプレイヤーが行動を変えるということはあまり想定しない、という結果になったそうだ。そのため、その実験ではいわゆる「裏の裏をかく」行動が最適になったという。

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    itochan 2020/03/22
    何も考えずに14を出しておけばよい
  • 「電磁波を使った流体活性化装置」特許を持つ日本システム企画、同社製品への「誹謗中傷」はたった1人の人物によるものと主張 | スラド サイエンス

    電磁波を使った「流体活性化装置」の特許を持つ日システム企画が、今年8月23日付けで「過去14年以上のストーカー的誹謗中傷行為について」なる文書を公開している。これによると、「配管内の赤錆を黒錆に変えて赤水を解消する」とうたう同社製品「NMRパイプテクター」に対するネット上の多数の誹謗中傷は「たった1人の人物」によって行われているそうだ。 nemui4曰く、 「イギリスでは効果の無い製品を販売することはできません」、なるほどそれはすごいですね。イギリスでは詐欺的な商品は一切皆無なんだ。もしかしたら『「水商売ウォッチング」裁判の一審判決が出る』の流れでしょうか。 この辺門外漢なのですがなにがどうなってるんだろうという興味だけ湧いてくる。通常は赤錆を一旦落としてきれいにしてから酸化膜(黒錆)を形成するらしいけど、それが容易に実現できる装置なら凄いと思う(赤錆と黒錆の違い|赤錆から黒錆への転換、

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    itochan 2019/09/02
  • マンションに謎の水装置を導入されそうになったらどうすれば良いか | スラド サイエンス

    マンションの大規模修繕においては、水道管関連の工事が問題となることが多いと言われている。水道管の全面交換を行うには高額な費用がかかるほか、工事期間は水道が使えなくなるという問題もある。いっぽうで、一般的な修繕費用の5分の1から10分の1程度の費用で対策が行えるとうたう業者も複数存在する。しかし、こういった業者の中には科学的に十分な根拠がないにも関わらず、知識の無い人に対しては科学的なように見える説明をして装置を販売しているところもあるようだ。 こうした、「謎の水装置」を導入しようとするマンション理事会に対し、どのような対応を行えば良いのか困っている人がWebページを公開し話題となっている(謎の水装置問題(2018年))。これによると複数の機関に対して対応を要請したものの、決定的な対策方法は見つかっていないようだ。 なお、こうした「謎の水装置」を巡っては2005年に東京都生活文化局が『「活水

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    itochan 2018/11/29
  • 遺伝子検査による病気の判定は確実なものではない | スラド サイエンス

    遺伝子検査から導き出される診断結果は確定的な情報として捉えられやすい傾向にある。良性の腫瘍などと判断された場合は、その結果に安心してしまうだろう。確かに人間のDNAは変化しない。しかし、疾患などの原因を判断する技術は流動的な存在だ。その結果、今日は良性と判断されても、明日の研究では悪性で危険なものだったと見なされる可能性がある。とくに乳がんや大腸がんの原因となる突然変異は、研究が進歩したことから判断基準が変わりやすいという。 そこで遺伝学関連の専門家は、2006年から2016年に遺伝子検査を行った145万人の患者のデータを見直し、当時報告された結果が今でも有効かどうかを確認した。その結果、再分類が行われ、59 955件の修正報告が提出されたとしている。これは古い結果が新しいデータに取って代わられたことを意味している。しかし、再分類された情報を再び医師や患者に伝えるためのシステムは今のところ

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    itochan 2018/10/20
    「これは古い結果が新しいデータに取って代わられたことを意味している。」は、古い結論が新しい結論に取って代わられた、じゃないのかな
  • 地方紙の「おくやみ」欄は研究データとして使えるか | スラド サイエンス

    地方紙の「おくやみ」欄に掲載された情報について調査した論文が日公衆衛生学会の学会誌に掲載されている(論文概要、論文全文)。 この論文では、栃木の地方紙「下野新聞」の「おくやみ」欄に掲載された死亡者データを収集・分析している。この「おくやみ」欄は遺族が新聞社に対して情報掲載を行うもので、故人の氏名や経歴などの情報が掲載される。今回の論文はこの情報を公衆衛生に関する情報として利用できる可能性について調査したものとなっている。 結論としては、人口動態統計と比較した場合の死亡者の掲載割合は67.6%で、データベースとしては一定の価値があるものの、掲載された死因の妥当性は低いという結論となっている。

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    itochan 2018/04/06
  • 「水に変えるマスク」は製品名なので問題ない? | スラド サイエンス

    先日話題になった花粉を水に変えるマスクだが、批判的な記事を書いた天羽先生に働きかけがあったようだ(天羽先生のブログ追記参照)。 また同記事には、事業者から「(批判的記事を掲載した五木クリニックの) 桑満先生には直接連絡をさせて頂き、インチキ、疑似科学、トンデモといった言葉を削除いただきました。」という内容のメールを受け取ったと書かれてある。 このマスク関係者によると、「”水に変える”というのは、あくまで、製品の名前」だそうで、東京都薬務課や消費者庁との協議の上で名付けられているという。ただし、こういった表現は薬機法や景品表示法上問題ではないかという意見も出ている(川村哲二弁護士のブログ)。ちなみに問題のマスクは医薬品ではないため、販売に当たって特に効果の検証などは求められていない。

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    itochan 2018/03/23
    そんなの許したら何でもありじゃん… まず「優良誤認」なのでは?
  • ドローンとレーザーを使った三次元測量によってマヤ文明の建造物6万個が発見される | スラド サイエンス

    中米グアテマラ北部の密林で遺跡を見つけるためにレーザースキャナを使った調査が行われた。その結果、約6万もの建造物が見つかったという(AFP、UNILAD)。 使われたのは、ドローンを使って上空からレーザーパルスを照射して地表の状況の三次元スキャンを行う「Light Imaging, Detection And Ranging(LiDAR)」というシステム。これにより、密林を切り開くことなしに遺跡を見つけることができるようになったという。UNILADの記事ではスキャン結果から生成された写真も掲載されているが、建物や道路、塀のような物が鮮明に確認できる。 これらの遺跡は約1200年前のマヤ文明のものと見られ、800平方マイル(約2072平方キロメートル)にわたって1000万〜1500万人ほどが暮らしていたと推測されるという。

  • オーストラリア税関、検疫で貴重な植物標本を焼却処分 | スラド サイエンス

    フランス・パリの国立自然史博物館から貴重な植物標がオーストラリア・ブリスベンのクイーンズランド植物標館に送られたのだが、書類の不備により検疫で焼却処分されていたことが判明した(ABC Newsの記事、 Scienceの記事)。 焼却処分が問題になっているのは、18世紀にフランスの探検隊がオーストラリアで採取したものを含むデイジーのタイプ標6種類。検疫官は1月初めに到着した標について、不足している情報を提出するよう標館に要求した。しかし、標館側がメールアドレスを間違えたことで返信は3月初めまで遅れ、さらに不足していた情報の提出を求めている最中に処分が行われたという。この問題を受けてニュージーランドの植物標館が調査したところ、2016年に同館が送付したタイプ標1種を含む地衣類のサンプルも同じように処分されていたことが明らかになった。 件についてオーストラリア農業・水資源省は、

    オーストラリア税関、検疫で貴重な植物標本を焼却処分 | スラド サイエンス
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    itochan 2017/05/16
    ただの 郵便はがきだと、切手代は郵送のコストとして消尽され、紙と文字自身は価値が0円だろうか。価値がないなら燃やしてしまっても問題ないだろうか。
  • 遺伝子組み換え作物ではない遺伝子「編集」作物は米国では規制対象外 | スラド サイエンス

    多くの国で遺伝子組み換え作物(GMO)には一定の制約がかけられている。そのGMOが「遺伝子編集」という技術のおかげで変わるかもしれない(TechCrunch)。 遺伝子組み換えは、生物の遺伝子内に他の生物の遺伝子を組み込む技術だ。それに対し遺伝子編集は、その生物の遺伝子の一部を並べ替えるというもので、他の生物の遺伝子は一切利用しない点が異なる。 最新の例はペンシルヴェニア州立大学の植物病理学者Yinong Yang博士が生み出したCRISPRを利用して遺伝子を編集した白いボタンマシュルーム。‘編集’とは生物のDNAのパーツを切って並べ替えること。シュルームに他の生物のDNAをいっさい加えていない。 それでもYang博士はこのマッシュルームが農務省の認可を必要とするのではないかと危惧していた。そこで農務省の動植物健康検査サービス(Animal and Plant Health Inspect

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    itochan 2016/04/21
    どういうこと?! 最近「ゲノム編集」って単語を見かけてググったら遺伝子組み換えの(特に洗練された)一部の手法であることはわかった。 じゃあこの「gene-editing technology」は何なの?
  • 米カリフォルニア州の小学生、DNA情報を理由に強制的に退学させられる | スラド サイエンス

    米カリフォルニア州の小学校で、遺伝子性疾患の1つである嚢胞性線維症の原因となる遺伝子マーカーを持っているという理由で生徒が強制的に別の学校に転校させられるという事案が発生したそうだ(らばQ、WIRED、Reddit)。 米カリフォルニア州では、遺伝子性の肺疾患を持つ子供は伝染性の感染症にかかりやすいことから、お互いに近づいてはいけない、というルールがあるとのこと。問題の舞台となった小学校にはすでに嚢胞性線維症を煩う2人の兄弟が通っており、その両親がChadamさんの転校を要求したという。しかし、強制的な退学を言い渡されたColman Chadamさんは嚢胞性線維症を発症させる可能性のある遺伝子マーカーを持っているものの、実際には発症していないという。 そのため両親は「遺伝子的な差別を受けた」として学校らに対し訴訟を起こしたという。この訴訟は遺伝子を原因として差別を受けたことに対する訴訟とし

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    itochan 2016/02/04
    小学校だから転校先があるけど、もっと代えの利かない優良会社とかはどうするんだろう。あなたはとても優秀ですがDNAのため法律上不採用です?
  • ドミノ倒しで論理演算に挑戦 | スラド サイエンス

    「数字」に関するさまざまな動画を作っているプロジェクト「numberphile」が、ドミノ倒しによって論理演算を実装するというチャレンジを行った(ITmedia)。 1のドミノの列で1つのビットを示し(ドミノが立っていれば0、倒れていれば1)、さらにドミノの列を特別な並べ方で交差させることで、OR/AND/XOR/NOTという論理演算を実装するというもの。チャレンジでは「9+3」という演算を実行したが、最終的には途中で計算通りに倒れなかったドミノがあったために正しい演算結果は得られなかったそうだ。

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    itochan 2014/04/12
    ドミノで半導体。
  • 大腸菌1gにつき900,000GBのデータを格納できる手法が開発 | スラド サイエンス

    未来の巨大データアーカイブが 大腸菌入りチューブ満載のディープフリーザー群で構成されてる絵は 中々に楽しそうです。ただ --------------------- 元スライドをざっと見た感じ 元データを2ビットでエンコードしてATGCに置き換えた上でさらに圧縮をかける。 できあがった配列どおりのDNAを合成してプラスミドの形で大腸菌に導入。 復号時はプラスミドを抽出してDNAシークエンサーで読む。 こんな感じみたいですね。 --------------------- ツッコミどころとして、ふつう大腸菌は「1匹2匹」じゃなく 「同じ遺伝情報を持つ大腸菌クローンの菌液何ml」 という、同一性が保証されている何億匹だかをひとまとめにした扱い方をするので、 ここで言われているような「大腸菌1gで900TBのストレージ」 ってのは無理としか思えません。 これ、1gの大腸菌がぜんぶ違うデータを持ってる

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    itochan 2010/11/28
    菌の寿命ってどんだけ?
  • 多治見市「余計に暑くなるので、打ち水やめます」 | スラド サイエンス

    「日一暑いまち」岐阜県多治見市で、2007 年からはじまった散水車での「打ち水作戦」を今夏から中止することがわかった (YOMIURI ONLINE の記事より) 。 市民の一部からは散水を疑問視する声があがっていたといい、「散水直後は一気に 2、3 度下がったような気がするが、10 分もすると湯気が立ちこめ、さらに暑くなる気がする」という声が紹介されている。 岐阜大学大学院の吉野純助教によると、「打ち水は、実施する場所によって効果がある場合とそうでないケースがある。市街地緑化など、根的な暑さ対策が必要だ」とのこと。

    多治見市「余計に暑くなるので、打ち水やめます」 | スラド サイエンス
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    itochan 2010/08/06
    言い訳のいいかげんさにも限度がある(しかも人のせい) >市中心部の公共施設に勤める女性も「猛暑のさなか、散水車が排ガスを排出しながら走るのは、地球温暖化に拍車をかけるのではないか」と指摘。このため、
  • 数学者 マーチン・ガードナー氏逝去 | スラド サイエンス

    2010年5月22日、数学者であり、懐疑論者であり、手品師であったマーチン・ガードナー氏が逝去されました。95歳だったそうです(The Committee for Skeptical Inquirer)。 氏は、科学、擬似科学批判、そして手品などの多くの著作を残し、その筆致も素晴らしく、子供から大人まですべてが楽しく読めるものとして愛されてきました。 私個人と致しましては、氏の著書に初めてふれたのは、ブルーバックスの数学パズルので、小学校高学年のころだと記憶しています。あまりにもおもしろく、そして、不思議で夢中になって、ボロボロになるまで眺めました。結局、私は科学の虜になってしまい、今の私がある気がします。 科学の虜になった(はず?の)/.erの方々は氏に対する思い出は何かありますか?

  • 素数の分布は「ベンフォードの法則」に従っている | スラド サイエンス

    素数の出現パターンは「ベンフォードの法則」に従っていることが分かったそうだ(家記事)。 「ベンフォードの法則」とは、ある数値群をみたとき、最高桁が「1」である数値は(15や189や1088など)は全体の約30%、「2」であるものは約18%、「3」であるもの約12%・・・「9」であるものは約5%という割合になっているという法則である。この法則は物理学者フランク・ベンフォードが1938年に発見した分布法則であり、市場分析や不正検出アルゴリズムなどにも応用されているものである。 スペイン数学者がBartolo LuqueとLucas Lacasaは素数にもこの法則が当てはまることをこの度解明したそうだ(論文要旨)。 ベンフォードの法則って何?という方もいらっしゃるかと思うが、日語であれば「はまぐりの数学」、英語であればWikipediaの項目「Benford's law」あたりに詳しい説明

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    itochan 2009/05/14
    「しがないリーマンのオレが」→ 「# リーマンらしく、金融危機に乗じて玉砕してきます…。λ」  数学なら数学らしく違うリーマンがあるでしょうに。
  • クローン牛や豚、食用利用解禁に向け「健全である」との判断 | スラド サイエンス

    識者とは呼べないながら、一応ツッコんでおきますと受精卵クローンが抜けてますね……つっても元の質問の段階から抜けてるから仕方ないか。 ここらへんの分野でいうところの、「遺伝的に同一の個体」とされるものには、大きく3つのタイプがありまして… 胚分割 上の1に相当する。受精した卵子が卵割した段階でばらばらにし、それぞれを一つの「受精卵」として、別々の母牛に戻す。一卵性多子に相当する。一応、生まれてくるものは生物的にはクローンに当たるわけですが、発生技術的にはクローンとは呼ばれないことも多い(ややこしいけど、一卵性双生児を普通にはクローンと言わないのと似たようなもので、言わば「体外受精と同程度の技術で一卵性多子を作る」ようなもんに過ぎず、「クローン技術」は使ってないという感じかと)。 国内での例数は私には判らないけど、割と既知の方法だし、下の受精卵クローンよりは出回ってるんじゃないかなぁと思います

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    itochan 2009/01/07
    生命倫理的な観点からコメントしている人が皆無
  • 心理学者は確率計算が苦手? | スラド サイエンス

    New York Timesの記事、家/.記事によると心理学の実験の分析結果の間違いをエール大学の経済学者Keith Chenが指摘したとのこと。 問題の実験方法は、1956年にJack Brehmが行なったものなどを改良したものでfree-choice paradigmと呼ばれ、心理学の認知的不協和の実証に使われている。 元の実験では、まず猿に赤と青のM&Mのどちらかを選ばせ、赤を選んだ場合、次に青と緑から1つ選ばせる。この場合、青と緑では緑のM&Mを選ぶ確率が高くなることから、赤と青では赤の方が好みだっただけなのに「青が好きじゃなかった」と自身に思い込ませることから青の順位を下げてしまうと結論づけられている。 しかし、Chen博士が執筆中の論文によると、これは確率の計算で簡単に説明できる現象であるとのこと。 赤、青、緑の3色を好みの順番に並べるときに順列の数は3 P 3=6通りであり

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    itochan 2008/04/15
    第三者がチェックして間違いを指摘すればそれで終り。 チェックしていないなら間違いが残っている可能性を棄てないで読む・聞くこと。
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