99%のモノを捨ててたどり着いた厳選されたモノ 高城さんは5年ほど前に自分の持ち物の99%を処分した。 最初のきっかけは、長年住んだ渋谷や原宿が「つまらなくなってしまった」と感じるようになったことだ。 高感度な時代のアンテナと言われる街がつまらないということは、日本全体が「低感度で閉塞的」になると予感し、別のどこかに引っ越そうと思った。 彼はこの動きを「20世紀からの脱却」と位置づけている。 そして同時に彼は消費社会の終焉を予感し、コレクションしてきたスニーカーやフィギュア、使わなくなったガジェットなど、60畳の家に積み上がっていた不要なものの90%を処分した。 その数段ボール1,000箱に及んだが、大した苦痛もなかったという。結果、想いのないモノがどれだけ自分の家を埋め尽くしていたかを実感することになった。 だが、90%を処分した後に、さらに残りの9%を処分するのは大変な苦労があり、削減
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