いかなる正義の理由があっても、戦争には反対する 今年95歳を迎えた現役映画監督、新藤兼人さんは、64年前の軍隊生活を振り返り、 「これだけは伝えておきたい」と映画『陸に上がった軍艦』のシナリオを書き、 出演・証言をしています。戦争のこと、原爆のこと、現在の政治・平和運動について、 今、伝えたいことをさらにお聞きしました。 しんどう・かねと 1912年広島生まれ。1950年近代映画協会創立。映画監督・シナリオ作家。代表作は「裸の島」(モスクワ映画祭グランプリ受賞作品)、「原爆の子」「第五福竜丸」「午後の遺言状」「ふくろう」他、多数。日本のインディペンデント映画の先駆者であり、95歳の現在も現役監督・シナリオ作家として活躍中。70年に及ぶ制作活動において手がけた監督作品は47本、シナリオは240本以上。48本目の監督作品となる『花は散れども』の撮影準備が進行中。