「今年、僕、年利10%だったんだぜ!」「おお、すげー!!」…果たして本当に凄いんでしょうか? 株式投資で成果を残すのは、至難の技です。 最終損益をプラスに持ち越すこと自体は素晴らしいことなのですが、「利益を残しているけれど、投資が下手」という方は山ほど居ます。 それでは、どんな方が「本当に投資が上手い」と言えるのでしょうか。 今回は、その見極め方をご紹介しましょう。 目次 その1:動かしている資金量は総資金の何割なのか? その2:損失はどれぐらい発生したのだろうか? その3:名目年利から実質年利へと置き換える。 まとめ 1. その1:動かしている資金量は総資金の何割なのか? 総資金の100%を運用できる投資家は、いない。 まず、年利10%とは言っても、その意味は人によって大きく異なります。 例えば、 総資金の20%を運用している人 総資金の80%を運用している人 この2人では、年利10%の