ブックマーク / praj-praj.blogspot.com (2)

  • 心停止した収容者を放置しつづける東日本入管センター

    ■東日入管の医療の危機的現状 入管収容施設の医療がきわめて劣悪であることは、これまでもこのブログで報告してきました。現在、東日入管センター(茨城県牛久市)の医療の悪化がとりわけ深刻になっています。 たしかに、医療問題が深刻なのは、東日入管にかぎらないことですし、それは帰国強要を目的とした入管収容施設のかかえる構造的な問題であって、最近になって始まったことではありません。しかし、わたしたちは収容者との面会をつうじて、最近の東日入管の医療をめぐる状況はひじょうに悪化していると認識しています。 とくに、深刻なのは「外部診療」についてです。入管は、収容施設内部では対応しきれない病人やケガ人にたいし、外部の病院につれていき診療をうけさせることになっています。ところが現在、東日入管では、深刻な病気・ケガをかかえた収容者のほとんどが、この外部診療を許可されずに放置されているという事態が生じてい

  • 被収容者を部屋に閉じこめ鍵をかける!――大地震発生時の入管の対処

    →ひらがな・カタカナ →in English わたしたちは3月11日(金曜)の東日大震災での被収容者の状況を調べるため、3月14日(月曜)、東京入管(品川)と東日入管センター(茨城・牛久)に行きました。 東京入管では、朝から夕方まで、再入国許可の手続きにきたひとたちの長蛇の列が建物の外の歩道にまであふれていました。地震と原発事故の危険からのがれるために出国しようとする、在留資格のある外国人たちの列です。 いっぽうで、入管には難民認定の申請者やオーバーステイの人たちなど、在留資格のないひとたちが収容されています。被収容者たちとの面会をとおして、地震発生時に東京入管、東日入管センターとも、被収容者の安全と人権を考えているとはとうてい思えない、きわめて問題のある対処をしていたことがわかりまし た。 茨城県の東日入管センターでは、11日15時まえの地震のショックで3人の被収容者がたおれたそ

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