米Symantecは、紛失したスマートフォンが戻ってくる確率と、紛失した場合にその中の情報はどうなるのかを調べるための実験「Symantec Smartphone Honey Stick Project」を行い、その結果を同社の公式ブログ「Security Response Blog」にて発表した。 同実験では、50台のスマートフォンをニューヨークやワシントンD.C.、ロサンゼルス、サンフランシスコ、オタワ(カナダ)の5都市でわざと紛失。エレベーターやショッピングセンター、フードコート、バス停など人通りの多い公共の場所にスマートフォンを置き忘れたふりをして成り行きを見守った。端末にはダミーの企業データや個人データを入れて、これらのデータになにが行われるかをリモートで監視できる機能を追加した。 実験の結果、スマートフォンを見つけた人の中で持ち主に返そうとした人は半数だった。一方、紛失したスマ