爆発的な人気となったスマートフォン向けのゲームアプリ「ポケモンGO」。ゲームをしながらの事故やトラブルが相次ぎ、公共の場で使用を禁止する動きが広がったことを含めて大きな話題になりました。配信開始から1か月半がたち、あの過熱ぶりはどうなったのでしょうか。取材してみると、ブームは落ち着きつつある一方で、現実世界との接点を深める新たな段階に入っているようです。 このうち、奈良県にある世界文化遺産の法隆寺では、配信開始の3日後、南大門の前に使用を禁止する看板を設置しました。寺によると、信仰の場でゲームをするのは好ましくないうえ、観光客が歩きながらゲームに熱中し、階段でつまづいたり、人とぶつかったりする危険性があると判断したためです。 配信開始から1か月間のダウンロード数が世界で1億3000万に達し、モバイルゲームとしてギネス世界記録にも認定された「ポケモンGO」。日本でも、今まで訪れる人がいなかっ
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