【今回のまとめ】 1.「3Dプリンタ」とは三次元のモノを作り出す装置を指す 2.価格下落とメーカーの普及努力で3D市場は飛躍している 3.すでに3D関連銘柄は株式市場でもてはやされている 4.3Dプリンタの潜在市場が本当に大きいかどうかは未知数 3Dプリンタとは何か? 「3D(スリー・ディー)プリンタ」とは、コンピュータ上であらかじめ作った立体の絵を三次元のモノとして造り出す装置を指します。 プリンタのインクに相当する「コンシューマブルズ(消耗品=材料)」は、廉価版のモデルではアクリル樹脂を使用する場合がありますが、プラスチックから金属まで、いろいろな種類が出てきました。ただし、これまでに市場に出回っている3Dプリンタの大半は、1つの材料しか受け付けない、プロプライエタリー(非互換的)な装置となっています。 3Dプリンタの歴史は古く、今から26年前にチャック・ヒルという人が立体リトグラフに