最終日は再び離島ターミナルから船に乗り、竹富島へ。往復1340円、約10分の手軽な渡船だ。竹富島の入島料300円(任意)。環境保全などに使われる。周囲9.2キロの島はレンタサイクルが便利。白砂の美しいコンドイ浜、夕日の名所の西桟橋、赤瓦屋根の古い家並みが残る集落を、海風を感じながら巡った。水牛車でのんびり巡るのもいい。 昼食は石垣島に戻り、地元客に人気の「なかよし食堂」で八重山そばを味わった。あっさりした豚骨スープに甘辛く煮た細切り豚肉と八重山かまぼこ、小ねぎがマッチする。近くには八重山最古の寺院・桃林寺や権現堂、古民家・宮良殿内(国重文)があり、歴史散策も楽しめる。 最後に、伝統織物の花織みんさを作る「みね屋工房」を訪ねた。五つと四つの花弁模様には「いつの世も 一 緒に」という願いが込められている。機織体験で作った小さな花織みんさを旅の思い出に携えた。 八重山には訪ねたい島、体験したいこ